映画の感想『レスラー』

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日曜日に下高井戸シネマでかろうじてやっていたミッキー・ローク主演の『レスラー』を見た。
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ヘビメタ好きのライターのW氏の推薦で見に行ったのだけど、使われている曲も素晴らしいが、主人公ランディの生き方がやるせなくて泣けた。

80年代に絶頂を迎えたプロレスラーが、現代では体はボロボロ、金もなく、一人娘の信頼を勝ち得ることもできず......彼が歩む道とは?というストーリー。
やることなすこと失敗だらけの彼に並みならぬ共感を禁じえないでいる自分自身に気づき、そこに戸惑いを感じる。それは、人生における大切なもののいくつかを認める瞬間の悲哀と、嘔吐した後にちょっと楽になるときの安堵がないまぜになったような、なんともやるせない感情なのである。

映画のエンドロールで流れる静かなスプリングスティーンの曲がまた切なくて、それでも静かに癒されるような感覚だった。ようやく、優しい言葉をかけられたような。

この映画は、共感する人としない人がいると思う。
僕はこの映画には共感できない人間になりたかった。

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このページは、ozzyが2009年10月 7日 02:12に書いたブログ記事です。

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