などと書くとおっさんっぽいけど、そうではない。
テレビで「ひみつのアラシちゃん」ってのをやってて、回転ずしがいまいかに進化しているかということをレポートしていた。カラオケ屋のリモコン目録みたいなやつで注文すると、高速ベルトコンベアーで運ばれてくる......ふーん、すごいのね。僕みたく、べつにすし屋のおっさんと仲良くならなくてもいい(というか、そこに付加価値を見出さない)人間にとっては、それで事足りる。
しかし、それを見ていて「たいして変わってないな」とも思った。
というのは、子供のころに鹿児島の天文館(厳密には高見馬場のほうが近いが)に、
コンピュータすし屋(!)
というのがあったからだ(たしか「すしハウスSunSun」か「すしハウスSanSan」かそんな名前だったと思う。テレビでCMやってときの音楽を覚えている)。僕が小学生のころだから、たぶん22、3年は前の話だと思う。コンピュータ+すし。当時はかなり衝撃的な取り合わせだったように思う。
で、いったいどんなすし屋だったかというと(記憶なので正しくないかもしれないが)、まず店内にはカウンターと4人がけのテーブル席があって、それぞれの席のテーブルの板面にメニューパネルがしこんである。これはモニタではなくて、いろんなネタの絵と名前がならんでいて、値段の下に小さなレンズみたいなものがある。それをテーブル据え付けのライトペンでぽちっと押すと、そのネタが注文できるという仕組み。そのメニューパネルの一部にはデジタル表示でこれまで食べた合計金額がでる。
寿司は、ふつうのおっさんが握ってふつうに運んでくるw。
しかし、当時はこのしくみが子ども心にすごく面白くて、連れてってくれとせがんだものだった。だって寿司というだけでもうれしいのに、コンピュータだぜw。
でもいま思えばこのシステム自体はよくできたものだったと思う。現代の最先端、といわれている寿司屋とくらべると、ベルトコンベヤーで運んでくるところがないだけである。
飲食店まで機械化されると味気ないという人もいるかもしれないが、銀座とかにある高級すしや(いったことはないが)みたいなスタイルは、ひがみでもなんでもなく、僕なんかからするとちょっとつまんない。
今後は高級寿司屋では、「いやーウチは5台のアシモが握っててねー、サーバーで一元管理してるから元手がかかるんだよー」というような店があってもいいと思う。そういうところには行ってみたいなと思う。まあ、基本的には多様性の時代だから、いろんな店があればいいと思うのだが。
しかし、Googleで探しても、誰もこのコンピュータすし屋のことを書いていないようだ。んーすぐつぶれちゃったから誰も覚えていないのかな。